学校へ向かいながら まだかまだかと待ち続ける
ゆっくりゆっくり歩きながら 心のドキドキを感じながら
いつもの緑の自転車が 僕のとなりを通った瞬間 僕の頬が不自然に染まる
たくさんの人の中に 飲み込まれていくその背中
たばこの残り香に包まれながら 心に満面の笑みを浮かべる僕